本日も、サラリーマンとの違いのお話です。
そもそも社会保険ってなんだっけ?というところからスタートです。
厚生年金はお得!ということは基礎知識として知っていましたが、いざフリーランスになったらどうなるのか。
夫は今、二人の娘を扶養に入れていることもあり、何を変更しないといけないのかも調べてみました。
社会保険とは
社会保険制度とは、社会保障の分野のひとつで、疾病、高齢化、失業、労働災害、介護などの事故(リスク)に備えて、事前に雇用者もしくは雇用主、あるいは両者が社会的供出をすることによって、保険によるカバーを受ける仕組みである。
wikipediaより
日本の制度では、医療保険、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の5種類の社会保険制度がある。
上の5つを調べてみると、
①医療保険:
公的な医療保険への加入は義務。
②年金保険:
公的年金への加入は義務。
③介護保険:
40歳になると介護保険への加入が義務。
④雇用保険:
労働者を雇う事業者は義務。個人事業主は対象外。
⑤労災保険:
労働者を雇う事業者は義務。個人事業主は対象外。
ということで、この記事では①医療保険、②年金保険について書きたいと思います。
※③介護保険は、①医療保険に保険料が上乗せで対応となるようなので、説明は省きます。
そして、本日は時間切れにより、②年金保険はまた別途書きたいと思います。
①医療保険とは
公的医療保険と民間の医療保険
入院費や手術費などの医療費について、その一部又は全部を保険者が給付する仕組みの保険で、王的医療保険と民間の医療保険に分かれます。
公的医療保険とは、私たちが病気やケガで医療機関を受診した際にかかる医療費の一部を負担してくれる保険です。日本では、すべての人が公的医療保険に加入することになっていて、これを「国民皆保険制度」といいます。
民間の医療保険とは、民間の生命保険会社などが販売している保険商品のことです。たくさんの保険会社の中から選ぶことができますし、加入も任意です。
ライフネット生命HPより
病院の受付で提示する保険証をもらえるのが公的医療保険で加入は義務。
入院した時とかに請求したら保険金をもらえるのが民間の医療保険で、加入は任意。
民間の医療保険は、公的医療保険でカバーできない部分を補うために加入するもの、とざっくり理解をしておいて、この記事では公的医療保険について書きます。
公的医療保険とは
公的医療保険は、会社員などが勤務先を通じて加入する健康保険と、自営業者などが自治体を通じて加入する国民健康保険の2種類にわかれます。船員保険や共済保険は保障内容に少し差はあるものの、健康保険とほぼ同じ内容です。
ライフネット生命HPより
ということで、サラリーマンの現在は「健康保険」、独立したら「国民健康保険」に加入することになります。
健康保険と国民健康保険の違い
まずは保障内容と保険料の違いを見てみたいと思います。
保障内容の違い
違いを表にまとめてみました。
(HTMLで表を作ってみたけど、見難いですね、、、精進します。)
健康保険 | 国民健康保険 | |
---|---|---|
加入対象者 | 会社員など | 自営業者など |
治療費の自己負担 | 義務教育就学前:2割 義務教育就学以降70歳未満:3割 70歳以上:2割 |
|
高額療養費 | 1ヶ月の自己負担額が一定額を超えたとき、超過分が払い戻される | |
出産育児一時金 | 42万円 | |
傷病手当金 | あり | なし |
出産手当金 | あり | なし |
死亡時 | 埋葬費:50000円 | 葬祭費:30000〜70000円 |
サラリーマンの健康保険の方がやっぱり手厚いですね。
国民健康保険の場合「傷病手当金」がないので、病気や怪我で働けなくなった場合は要検討ですが、思ったより保障内容は変わらないイメージです。
つづいて、保険料の違いです。
保険料の違い
健康保険↓
会社員などが加入する健康保険の保険料は、その年の4月・5月・6月の所得をベースにして毎年算出され、その半額を企業が負担します。さらに扶養している家族については、保険料は加算されずに、一定の保障を受けられます。
ライフネット生命HPより
国民健康保険↓
自営業者などが加入する国民健康保険には、扶養という概念がないため、保険料は世帯年収と加入者の人数によって算出されます。そのため、加入家族の年収や人数が増加すると保険料も高くなります。
ライフネット生命HPより
これは困りますね。
サラリーマンに比べて「保険料は倍、かつ扶養できないので人数分増額!!」
実際の保険料は計算してみたいところですが、とりあえず娘二人は私の健康保険に入れることは確定です。
任意継続とは
現在入っている健康保険に、辞めてからも2年間加入できる制度です。
辞めてから20日以内に手続きをしないといけないようなので、どちらがお得か早めに調べておきます。
①医療保険、我が家の結論
①夫のみ任意継続か国民健康保険に切り替え
②2人の娘は私の健康保険の扶養に入れる
以上となりました。
二人の娘を育休中の私の扶養に入れられるのか?というのは、事前に調べておきたいと思います。
手続きの方法も調べておかないと、空白の期間があると困りますね。
民間の医療保険の話は難しくなりそうなので、気が向いたら書いてみたいと思います。
あとがき
②年金保険のお話はまた後日。
中途半端ですみません。
ちなみに、引用させていただいたライフネット生命さんの記事はこちらです↓
しかし、調べてみるものですね。
2人の娘は、普通に夫の扶養にするつもりでしたので。
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