法人か、個人事業主か、起業当初はどちらが良いのか。違いを一覧表で確認する。

起業

起業する、と決めているものの、そもそも起業ってどうするの?というところからわからない状況です。
ちらっと調べてみたところ「個人」か「会社」かの二択があるようなので、どちらが良いか調べてみました。

起業直後。法人か個人事業主、どちらが良いか。

個人事業主か会社設立か。

どちらが良いのかよくわからないので、一覧表を作ってみました。
(スクロールが見にくくてすみません、、、)

個人事業主 法人
種類 なし 【営利法人】株式会社、持株会社など
【非営利法人】NPO法人、一般社団法人など
設立手続き 事業開始届け書(無料)
ほぼ即日
法人登記(登記費用必要)
数週間~数ヵ月かかる場合もある
資本金 不要 1円以上
定款 不要(事業内容の変更が容易) 必要(定款外の業務は行えない)
決算報告 不要 出資者(株主)に報告必要
事業年度 1年間。1月1日から12月31日まで。 1年間。年度開始日は任意に決められる。
税金体系 【国税】所得税(最高税率45%)
【地方税】個人事業税
(業種により異なる。)
(設計監督者業5%、所得290万円まで0%)
【地方税】住民税(東京都某区の場合10%)
消費税(売上1000万円以上の場合)
【国税】法人税(最高税率23.4%)
【地方税】法人事業税(東京都の場合標準税率で最高7.0%)
【地方税】法人住民税(都道府県により異なる)
消費税(売上1000万円以上の場合)
納税法 確定申告 法人税申告書
事業主の生活費 給与なし。収入そのものが生活費。 給与支払い
事業者責任 無限責任 有限責任(連帯保証すれば無限責任)
メリット 1)簡便で柔軟な運営可能。
2)会社化への転換は可能(法人成り)。
1)社会的信用が高くなる
2)借入が容易。
3)税金優遇処置が比較的多い。

様々な情報を私なりに整理するとまずは個人事業主として創業して、「節税を考えるタイミング」か「信用を得たいタイミング」が来た時に法人化すべきかなと思いました。

起業の方針

個人事業主として創業する:
税務署に「開業届」を提出するだけで良いので、手続きが簡単。

節税したい:
一定以上の所得があると法人の方が税金が安かったり、経費に入れられる項目が多かったりする。
税金面でのメリットを考えれば「個人所得が600~800万円以上」が法人化の目安!?
②信用を得たい:
金融機関から大きな金額を借り入れたかったり、大企業と仕事をしたかったり。

法人化する:

法人とは?個人事業主とは?フリーランスとは?

いろいろな言葉が出てきたので、調べたことを書いておきます。

法人:
人間とまったく別の存在である法律上人格が認められたもののこと。
会社を設立すると会社の代表者である「人間(自然人といいます)」と法律上全く別の存在である「法人」ができることになります。
ということで、法人名で銀行口座を開けたりするそうです。
個人事業主:
「個人」で「事業」を行っている人のこと。
税法上は、フリーランスも個人事業主と呼ぶそうです。
税務署に「開業届」を届けると、名実ともに個人事業主。
フリーランス:
会社員を辞め、自ら「フリーランスです」と名乗ったらフリーランスだそうです。
ライターとかデザイナーに多いイメージ。

個人的には、自称するなら「個人事業主」の方が良いかなーと思いました(お堅いイメージなので)。

あとがき

以上、起業直後の形態のお話でした。

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